18日午前、盛岡市の中津川に架かる下の橋で、擬宝珠の一部が取り外されました。
城下町の風情を今に残すシンボルの取り外しはおよそ30年ぶりです。

取り外されたのは、下の橋の上流側の9つの青銅製の擬宝珠です。

盛岡市道路管理課によりますと、擬宝珠が取り付けられている木製の欄干の老朽化により、新しいものと交換するためだということです。
江戸時代の17世紀に作られ、市の指定有形文化財でもある下の橋の擬宝珠が取り外されるのは、前回欄干が取り換えられた1994年2月以来、およそ30年ぶりです。

上流側は10月28日に取り換え工事が始まり、新しい欄干に擬宝珠が取り付けられます。

その後下流側の擬宝珠も取り外され、2025年1月までに交換が完了する予定です。