17日は十五夜、中秋の名月でした。宮城県松島町では月とともに音楽を楽しむ催しが開かれました。

松島町の観瀾亭には17日夜、県内外から30人が集まりました。観瀾亭は伊達家の藩主が江戸時代から代々月を楽しんだと伝えられていて、「月見御殿」とも呼ばれています。

会場では、ジャズコンサートが開催され、優雅な音色が秋の雰囲気を醸し出していました。

参加者:
「ゆっくり月を見ながら音楽に浸れて良い時間を過ごせた」
「関東でもお月様は見えるけど、一味違うというか、松島の風景ってやっぱりいいなって」

雲の多い天気でしたが、訪れた人は時おり顔をのぞかせる月を写真に収めるなどして思い思いに楽しんでいました。