2024年3月、岩手県一戸町の国道4号で走行中の大型トラックのタイヤが外れ、対向車に衝突した事故で、岩手県警本部交通指導課と二戸警察署は17日、大型トラックを運転していた男性を過失運転傷害の疑いで書類送検しました。

県警によりますと、2024年3月5日午前11時15分ごろ、岩手県一戸町の国道4号で大型トラックの左後輪1本が外れ、対向してきた普通乗用車に衝突。普通乗用車の運転手と同乗者の合わせて2人が打撲などの軽いけがをしました。

この事故で県警交通指導課と二戸警察署は、大型トラックを運転していた盛岡市の会社員男性(53)を過失運転傷害の疑い、男性が所属する盛岡市のリサイクル会社と会社役員の男性(51)を道交法違反(安全運転管理者未選任)の疑いで、盛岡地検二戸支部にそれぞれ書類送検しました。男性運転手は法令で定められた日常点検を怠っていたほか、会社役員の男性は法令で決められた安全運転管理者を選任していなかったということです。