台風10号により竜巻とみられる突風の被害を受けた宮崎市の赤江地区で、自宅などの復旧作業にあたる子育て世帯を対象にした「託児ボランティア」が始まりました。

これは、突風で自宅などに被害を受けた子育て世帯に復旧作業に集中してもらおうと、子育て支援に取り組むNPO法人ドロップインセンターが、宮崎市の赤江地区で17日から始めたものです。

託児ボランティアは、未就学児を持つ子育て世帯が対象で、初日の17日からさっそく復旧作業に集中するために、子どもを預けに来る保護者の姿が見られました。

(保護者)
「台風の竜巻被害で家に住めなくてホテル避難していて、片付けとか、(家に)住めるように買い物をするときに、赤ちゃんがいるといろいろ家のことができないので、ものすごく助かります。片付けがはかどります」

(NPO法人ドロップインセンター 森山淑好事務局長)
「片付けは子どもさんがいるとなかなか思うようにはかどらないので、ちょっとでもはかどって、日頃の生活を取り戻していただけるように、力をお貸しできるといいかなと思います」

託児ボランティアは予約制となっていて、ドロップインセンターでは、赤江地区以外の活動に関しては、電話で問い合わせてほしいとしています。