土地取引の目安となる地価調査の結果が17日に公表され、青森県内の住宅地の平均価格が2年連続で上昇し、商業地は5年ぶりのプラスとなりました。

地価調査は、毎年7月1日時点の土地の価格を調べるもので、県は17日に421地点の結果を公表しました。

それによりますと用途別の平均価格は、住宅地で1平方メートル当たり1万6200円と、前の年から100円上昇し、2年連続のプラスとなりました。

また、商業地は3万3700円と、前の年より300円の増額となり、5年ぶりのプラスとなりました。

ただ、県によりますと上昇がみられたのは主要都市の中心部のみで、県全体としてはマイナス傾向が続いているということです。

県内の住宅地で地価が最も高かったのは、青森市浜田2丁目「シーナシーナ青森=旧イトーヨーカドー青森店東側」で8万5200円。

商業地では、青森市新町1丁目「成田本店しんまち店」で19万7000円でした。