青森県の宮下宗一郎知事は17日、物流の2024年問題や農業支援を含む総額11億円あまりの物価高騰対策を発表しました。
物価高騰対策は、17日に開かれた県の会議の中で発表されました。
総額は11億6000万円で、このうち「物流の2024年問題」の対策として、事業者の業務効率化への支援に充てる補助事業に7950万円を充てます。
また、当初予算に組み込んでいたスマート農業機械の導入促進事業を増額し、10億8200万円を計上しました。
宮下宗一郎知事
「(物価は)安定上昇局面にはなっている。一方で物価高騰と実質賃金の上昇が追い付いている好循環のプロセスには入っていないので、引き続き物価高騰対策は必要」
物価高騰対策を盛り込んだ補正予算案は、宮下知事が17日午後に発表し、9月19日に県議会に提案します。