岩手県内の企業を対象に行ったアンケート調査の結果、今年7月から9月までの県内の景況判断指数は4期連続でマイナスとなりました。一方、先行きの見通しでは10月から12月に一時的にプラスに転じる見込みです。

法人企業景気予測調査は財務省盛岡財務事務所が県内101社を対象に行ったものです。景況感について「上昇している」と答えた企業の割合から「下降している」とした企業の割合を引いた指数が全産業でマイナス1.1と4期連続で「下降」が上回ったもののマイナス幅が減少し回復が見られます。業種別では製造業で下降の幅が縮小しているほか、非製造業は1.6と上昇に転じています。

また、先行きの見通しでは10月から12月は17.2とプラスに転じますが2025年1月から3月には再びマイナスとなる見込みです。