テロなどの凶悪犯罪に対応するための訓練が、このほど、鳥取県の米子鬼太郎空港で実施されました。
不審者が、空港の制限区域内に侵入を試みたものの失敗し、不審物を投げ込むという想定で始まった訓練には、国土交通省や警察、自衛隊などからおよそ20人が参加しました。
訓練では、空港保安員と通報を受けた境港警察署員が、不審物を確認。爆発物の可能性がある事から、県警の機動隊に連絡します。
そして、駆けつけた機動隊は、防爆服を着た爆発物処理部隊が、中身を透視できる特殊なカメラで不審物を確認。安全を確保しながら、処理を行う訓練にあたっていました。
国土交通省美保空港事務所 田中勤事務所長「他国では、テロなど凶悪犯罪が頻発しております。日本国内においても、様々な事件が起きております。対応の根幹をなすのは、各機関と調整することで、多くの事案に効果があると考えております。」
国土交通省などは、空港で不審物などを見つけたら、警察や空港事務所に連絡するよう呼びかけています。
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