盛岡に秋の訪れを告げる「盛岡秋まつり」が14日始まり、風流山車が勢ぞろいして八幡下りが行われました。

もりおか歴史文化館前では午前9時に、今年の盛岡秋まつりで巡行する8台の山車のひとつ盛岡観光コンベンション協会の山車組が音頭あげで巡行をスタートさせました。午後1時には、盛岡八幡宮からおよそ500メートルの直線道路を8台の山車が練り歩く八幡下りパレードが始まり、車輪がきしむ音とともに太鼓と笛の音が響き渡りました。沿道には待ちわびた市民が大勢集まり、歌舞伎や歴史上の名場面を再現した迫力ある山車に見入っていました。盛岡秋まつりの山車の巡行は16日までの3日間で、15日午後6時からは8台の山車が灯りをまとい夜の大通をパレードする「大絵巻パレード」が行われます。