クマによる人的被害が相次ぎ規制が続いていた青森県青森市の八甲田山系の登山道について一部の登山道が9月14日、およそ2か月半ぶりに通行再開しました。

八甲田では2024年6月、タケノコ採りの女性が死亡するなどクマの人的被害が相次ぎ現場を中心に半径およそ3キロで5つの登山道への立ち入りが規制されていました。県はこれまでの見回りで安全が確認できたとして9月14日、3つの登山道の規制を解除しました。酸ヶ湯温泉近くにある毛無岱線方面の登山口にはさっそく登山客が訪れていました。

※登山客
「待ってました もう天気次第ですけど今日来ようと決めていました」

※県観光交流推進部 工藤泰正 課長
「山にはクマがいるということを認識された上でホイッスル、クマ鈴等のクマ対策をしっかり実施していただくこと 登山道から森林の中に立ち入らないといったことをしっかりと守った上で八甲田登山を楽しんでいただければと思います」

規制が続く、残る登山道も9月21日に通行再開する予定です。