「青天の霹靂」の新米の品質を確かめる初検査を13日、つがるにしきた農協(青森県)が行い、全量を一等米に格付けしました。農家は食味ランキングで「特A評価」への返り咲きへ弾みになると喜んでいます。
つがるにしきた農協は13日、鰺ヶ沢町の農家・須藤一さんが収穫した青天の霹靂の新米約2.1トンの初検査をしました。
県内では2023年、猛暑の影響により県全体で一等米の比率は70.2%で前の年より20ポイント以上低くなりました。
このため、須藤さんは水管理を徹底するなどしていて、13日の検査で粒のそろい具合やタンパク質の含有量など4つの項目を検査したところ、全量が一等米に格付けされました。
「青天の霹靂」生産者 須藤一さん
「率直に嬉しいです。去年に比べて非常に美味しいです。甘みが強く粘りもキレも丁度よいバランスで非常に美味しいコメに仕上がってます。今年は特Aを奪還してもらいたいです」
つがる西北農協では2024年、青天の霹靂は約2000トンの出荷を見込んでいて、10月上旬から順次店頭に並ぶ予定です。