県立加茂水産高校の生徒たちがきょう、およそ2か月にわたる航海実習に出発しました。
「水産高校魂!オーッ!」

きょう実習船「鳥海丸」で航海へ出発したのは県立加茂水産高校で海洋技術を学ぶ生徒8人を含む乗組員23人です。

きょうは酒田港で出港式が行われ、在校生が激励の言葉を送りました。
生徒たちは2か月に及ぶ総合実習航海を通して安全に航海するための知識や船の中での集団生活を学びます。

また、イカ釣り漁やカニ篭漁の漁業実習が予定されているということです。

水産科海洋技術系2年 斎藤龍希さん「船では様々な技術があるが厳守・励行を心がけ2か月後には8名全員成長して帰ってこれるようにがんばります」

保護者「元気に逞しくなって帰ってきてくれれば。(加茂水に入って)朝早く起きられるようになったり仲間意識が強くなった。海の自然に携わるような仕事について欲しい。そのためにもこの2か月航海はすごく勉強になる」

鳥海丸は船内で実習を行ないながら新潟港や小樽港に寄港し、11月9日に酒田港に戻る予定です。