富山県は新型コロナウイルスの独自の警報「富山アラート」を9月27日まで延長することを決めました。新田知事が2日の記者会見で発表しました。

富山アラートは9月6日までですが、県は病床使用率が引き続き高い水準で推移しているとして解除するタイミングではないと判断しました。

県によりますと1日の時点で入院している新型コロナの患者は285人で、その6割が80代以上ということです。

新田知事は「最後の延長にしたい」と話し、高齢者や基礎疾患のある人、日常的にこれらの人々と接する人は感染リスクの高い場所をさけてほしいと呼びかけました。