定時制高校に通う奥村茉麻さん。
奥村さんは、探究活動の成果を発表する全国大会で最優秀賞を受賞し、世界大会にも出場しました。
そんな奥村さんが、探究に打ち込んだきっかけは不登校の経験でした。
探究活動の成果を発表する「高校生国際シンポジウム」で最優秀賞
宮崎東高校定時制課程夜間部に通う奥村茉麻さん。
現在、4年生の奥村さんは、今年2月、全国の高校生が課題研究や探究活動の成果を発表する「高校生国際シンポジウム」に出場し、スライド部門・人文科学分野で見事、最優秀賞を受賞しました。


(発表の様子)
「近代的な民族の仲間入りを果たした日本というナショナル・アイデンティティが形成されたからだと考えます」
そして、7月にはシンガポールで開かれた世界大会「国際シンポジウム」にも出場しました。

奥村さんが、今回、シンポジウムで発表した研究テーマは、「明治時代の民衆が日清・日露戦争に賛成した理由」。
学校の「総合的な探求の時間」の授業でテーマを決め、自宅でも本や論文を読むなどして研究を進めました。

(宮崎東高校4年 奥村茉麻さん)
「夏目漱石、好きだなと思って、夏目漱石も日露戦争にうれしかったんだなとか、夏目漱石と日露戦争って同じ時期なんだとかいう気持ちになって、それで知りたいなみたいな。(探究は)すごい楽しかったけど、わからな過ぎて苦しいみたいな時は結構あった」















