台風11号の被害が拡大しているベトナム北部では、死者と行方不明者が290人を超えていて、現地に拠点を持つ日系企業にも工場の操業がストップするなどの影響が広がっています。
今月7日にベトナム北部を直撃した台風11号は、各地で暴風や洪水、土砂崩れなどの壊滅的な被害をもたらし、フート省では9日、増水した川にかかる鉄橋が崩落し、複数の車両が巻き込まれました。
ベトナム国営メディアによりますと、11日の時点で、犠牲者は152人に上ったほか、140人が行方不明になっているということで、被害はさらに拡大するおそれがあります。
また、ジェトロ・ハノイ事務所によりますと、工業団地が集まる北部のハイフォンなどでは、製造業を中心に少なくとも44社の日系企業が停電や通信障害に見舞われ、一部の工場では長期の操業停止を余儀なくされているということです。
台風11号が熱帯低気圧に変わったあとも、断続的に大雨が降っていて、気象当局は首都ハノイを流れる河川の水位が急激に上昇しているとして、洪水への警戒を呼びかけています。
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