新米の等級検査が11日から、JAいしのまき管内で始まり、初日はほとんどのコメが一等米と判定されました。
JAいしのまきで初検査を受けたのは、宮城県石巻市桃生町で8月下旬以降、収穫されたひとめぼれやササニシキなどの新米およそ88トンです。
11日は、JAの検査員が玄米の水分の割合やつや、形などを調べていきました。
JAいしのまきでは去年、高温障害の影響で一等米の比率は、例年より1割程低い89.2%でしたが、11日は98.7%とほとんどが一等米と判定されました。

JAいしのまき米穀課亀山宏道課長:
「やっと始まったのかなと。収量については期待をしているところ。いち早く(新米を)届けたいという気持ちもあり消費者の皆さんにはもう少し待ってほしい」
コメは全国的に品薄状態が続いていますが、検査を終えた新米は、9月中に県内のスーパーなどで販売されるということです。