石田充 アナウンサー
ジャイアンツ戦は非常に相性がいいイメージがあるんですが、今シーズン、末包は菅野とはきょうが初対決となります。菅野自体がカープ戦は6月30日だけしか投げていないということで、1試合の登板なんですが、13勝を挙げている菅野。去年、末包は、この菅野から5打数3安打2ホーマー。去年の対決では末包が菅野からら2本のホームランを打ったんですが、ことしは菅野の状態がまた違うかもしれません。

佐々岡真司 さん
勝っているように状態的にもいいと思いますし、スピードも出ている。それだけキレもやっぱり去年とは違うと思うんです。
石田充 アナウンサー
一方の18番。投げ合う森下なんですが、前回のDeNA戦がまさかの4回5失点。今シーズン、最も短いイニングで一番多くの点数を取られたということなんですよね。
佐々岡真司 さん
紙一重のところもありましたし、ランナーが出て、ダブルプレーで2アウト。そこから連打で1点とか、うまくピッチャーの 東克樹 に申告敬遠のあとに打たれてから失点したというのが一番もったいなかったかなって感じがしますけどね。
石田充 アナウンサー
森下投手といいますと、ジャイアンツ戦でよくマスコミが言う数字がありまして、2021年の10月以降、ジャイアンツ戦12試合負けなしと。佐々岡監督時代の2年目の秋から負けていないんです。
佐々岡真司 さん
そういう相性のいいピッチャー、チームってあると思いますから、また、きょう投げるにふさわしい天王山というか、首位攻防の中で1戦目にお互いのね、森下もそうですし、菅野はわざわざここに持ってきたわけですからね。
石田充 アナウンサー
菅野というと、毎週日曜日に投げる男だったのが、あえて中8日にして間隔を空けて、火曜日、カープ戦に 阿部慎之助 監督はぶつけてきました。そして、順位表ですが、1ゲーム差。きょう勝てば勝率わずかの差でカープの方が上にいくということなんですよね。
佐々岡真司 さん
そういう数字はあんまり気にはしてないと思いますけど、勝てば首位。上にあがるってなると、モチベーションも持てるでしょうし、ジャイアンツも菅野を日曜日に持っていかず、きょう持ってきたという意味も、やっぱりカープとの一戦目を取りたいと、頭を取りたいということで持ってきたと思いますから、逆に菅野を打って、きょう取れれば乗っていけるんじゃないかなと思います。

石田充 アナウンサー
ジャイアンツの円陣の声出しは 丸佳浩 選手でした。振り返れば8年前のきょう9月10日は、丸選手はまだカープにいて、そしてジャイアンツを相手に勝利して、25年ぶりの優勝を決めた日なんです。
佐々岡真司 さん
8年前ですか。9月10日に決まったんですね。そのときはそうですよね。ぶっちぎりで勝っていますもんね。
