豪華客船が寄港しました。日本最大級のクルーズ船「飛鳥II」が10日朝、大船渡港に入港し、市民らが踊りなどでを披露し歓迎しました。

午前7時前、豪華客船「飛鳥II」の白く優美な姿が大船渡港に現れました。
大船渡港への入港は今回が22回目です。
港では、市民有志が大漁と航海の安全を祈願する「御祝い」の踊りで入港を歓迎しました。


飛鳥IIは8日、北海道の苫小牧港を出発し、福島県いわき市と三陸大船渡を巡るクルーズでおよそ650人を乗せて寄港しました。

(乗客は)
「緑がすごいきれいです。海もきれい」
「サンマが獲れたって聞いたんで、ぜひ味わってみたいなって思ってます」

船を降りた乗客は碁石海岸や浄土ヶ浜、平泉・中尊寺など観光地を巡るバスツアーに出発していました。

飛鳥IIは午後5時に大船渡を出港して苫小牧港を目指します。