9月4日、青森県三沢市の海水浴場でベンチの日よけの屋根が落下し、2人が重軽傷を負った問題で、市は市内の公共施設すべてを緊急点検し、新たに18か所の施設にある「ベンチ」や「フェンス」などで危険性を確認し、立ち入り禁止にするなどの措置をとりました。
この問題は9月4日、三沢市の「三沢ビードルビーチ」でベンチの日よけの屋根が落下し、近くにいた男女2人が重軽傷を負いました。
これを受けて市は、市内の公共施設288か所を緊急点検し、9日の臨時協議で新たに18施設のベンチやサッカーゴール、フェンスなどに危険性があると報告しました。
その上で、ロープで立ち入り禁止にしたり、バリケードを作ったりして利用を制限しているということです。
報告を受けて、三沢市の小桧山吉紀市長は職員に対し、「二度と起こらないよう、適正管理に務めていただきたい」と指示しました。