再稼働に向けた作業がまた一つ終わりました。東北電力は、宮城県にある女川原子力発電所2号機で行われていた、原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷」の作業が9日午後終了したと発表しました。
東北電力によりますと、女川原子力発電所2号機では、再稼働に向け9月3日から原子炉に核燃料の集合体を入れる「燃料装荷」の作業が始まりました。作業は順調に進み予定していた560体の燃料集合体の装填が9日午後2時50分に終了しました。作業によるトラブルは確認されなかったということです。

東北電力は今後女川原発2号機で原子炉の漏えい検査や起動前試験を行い、10月頃に原子炉起動、11月頃の再稼働を目指しています。