最も重いものは70キロ近いそうです。宮城県石巻市桃生地区の農協にジャンボサイズのカボチャが展示されています。

ずらりと並ぶ巨大なカボチャ、その数18個。JAいしのまき桃生中央支店には、9月3日に石巻市桃生町で開かれた「ジャンボかぼちゃコンテスト」で町内在住の農家や幼稚園などが出品したカボチャが展示されています。

優勝したのは、農業・千葉栄俊さんが作ったカボチャで、高さおよそ65センチ重さは67.5キロあります。外回りの大きさは…。

JAいしのまき桃生総合センター 金子智彦さん:
「1メートル95センチ外周ですね。外周」

このカボチャ「アトランチック・ジャイアント」という観賞用で、5月に種をまき、8月、収穫しました。猛暑対策として、ハチが行っていた受粉を人の手に切り替えるなどして、ジャンボサイズに仕上げたということです。

JAいしのまき桃生総合センター 金子智彦さん:
「桃生町は、桃生かぼちゃが有名なので、それに因んで面白い企画がないかと。こういう大きなものが作れるんだぞということで、楽しんでもらえれば」

このジャンボカボチャ、9月27日まで、JAいしのまき桃生中央支店に展示されています。

コンテストは6回目で、過去一番のサイズは、2年前に出品された93キロです。気になるカボチャの味ですが、観賞用のため、おいしくはないということです。