〈大相撲秋場所・二日目 9日 東京・両国国技館〉
9月8日に初日を迎えた「大相撲秋場所」で白星スタートを飾った西十両十一枚目の尊富士(25=伊勢ヶ濱)は二日目も白星をあげた。
新十両(西十両十二枚目)の木竜皇(立浪)との取組では、立つや右差しの尊富士が左でおっつけ、上手も取って木竜皇起こして、そのまま「寄り切り」。鋭く当たって、一気に前にでる尊富士が得意とする“正統派”の押し相撲で快勝した。
【基本情報】
尊富士 弥輝也(たけるふじ・みきや)は青森県五所川原市出身の25歳。木造中学-鳥取城北高-日大を経て伊勢ヶ濱部屋に入門。3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たしたが、右足首のけがのため、5月の夏場所は全休。十両に陥落した7月の名古屋場所は初日から休場し、中日の8日目から途中出場して2連勝したが、再休場していた。