セブン&アイ・ホールディングスに買収の提案をしているカナダのコンビニ大手クシュタールは「友好的な協議すら拒否したことを遺憾だ」として改めて買収への意欲を表明しました。
セブン&アイは世界各国でコンビニやガソリンスタンドを手がけるクシュタールから買収提案を受けています。
先週、セブン&アイは「株主価値の実現を著しく過小評価している」などとクシュタール側に書簡で回答。企業価値が正当に評価されていないなどとして「賛同できない」方針を表明していました。
それに対し日本時間9日、クシュタールは改めて声明を発表。
「友好的な協議すら拒否したことを遺憾に感じている」とした上で、「買収を現金で実施するだけの十分な余力がある」と強調しました。
セブン&アイは先週、買収提案はアメリカの独占禁止法上の問題が適切に考慮されていないと指摘していましたが、クシュタールはきょうの声明で「規制当局の承認を得るために必要な場合、セブン&アイと共に事業の切り離しも検討する」としています。
買収計画を継続する方針のクシュタールですが、セブン&アイとの溝は深く今後、敵対的な買収に発展する可能性も残っています。
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