新型コロナの影響で2年連続で中止となっていた富山市八尾町の伝統行事「おわら風の盆」が1日から始まりました。雨の合間を縫って演技を披露する町もあり、坂の町は3年ぶりにおわらの風情に包まれました。
1日午後8時すぎ、富山市八尾町のおたや階段では…。
1日は終日雨が降りしきる中、鏡町(かがみまち)では、雨の合間を縫って予定を30分早めて伝統のおわらを披露しました。
立春から数えて二百十日(にひゃくとおか)の風の厄日に風封じを行い、五穀豊穣を願う伝統行事「おわら風の盆」。
11の町がその伝統を引き継いでいますが、新型コロナの影響で、おととし、去年と2年連続で中止となっています。
3年ぶりのことしは伝統を継承していくため「小さなおわら」を掲げて規模を縮小し開催に至りました。
1日のような雨では、原則町流しは中止となりますが、西町(にしまち)では「密」を避けるため町内に特別に設けたステージで観客の人数を制限しながらおわらが披露されました。
おわら風の盆は3日までで2日目の2日は、午後5時から11時までの開催予定です。
一般の駐車場は設けていないため、実行委員会では、マイカーでの来場は自粛し、町を訪れる場合は公共交通を利用してほしいと呼びかけています。
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