長野県の北信地方の郷土料理「やたら」を通して、食育について学ぶ体験講座が7日飯綱町で開かれました。
講座は、飯綱町がテーマを変えて毎年実施しているもので、町民およそ15人が参加しました。
今年のテーマは、夏野菜と味噌漬けを細かく刻んで混ぜ合わせた郷土料理「やたら」で、文化庁の100年フードにも認定されています。

参加者は「やたら」の継承活動を続ける「だんどりの会」の代表に教わりながらやたら作りに挑戦しました。
野菜を切る大きさによって味が変わってくるため、自分の好みで刻んでよいということです。
完成後は、ご飯にのせるなどして自分たちで作ったやたらを味わいました。
参加した人は:
「オクラを入れたことはなかったが、とろみがつくから全体のまとまりがよいと思いました」
指導にあたっただんどりの会の代表は「やたらづくりの伝統を若い世代に伝えていきたい」と話していました。