次期衆院選富山1区の候補者選考について、自民党富山市連は5日、現職の田畑裕明衆議院議員が候補者としてふさわしいかどうかを問うアンケート調査を行うことを決めました。結果を踏まえて、予備選を実施するかどうかを協議します。
自由民主会館に続々と入っていく県議と富山市議。自民党富山市連は5日、執行部会を非公開で開き、衆院選富山1区の候補者選考について現職の田畑裕明衆議院議員を含めた予備選について実施の可否を協議しました。

衆院富山1区 田畑裕明議員(3日)「市連の執行部の方々のご意見もございますので、それに従いながらしっかり私としてやることに努める」

田畑議員を巡っては、6月に開催予定だった政治資金パーティーの案内状にある「ご入金のみ」の項目が寄付の呼びかけに当たると複数の専門家が指摘。国会で野党が違法なパーティーだとして岸田総理を追及し、富山市連は7月、田畑議員を厳重注意としました。

3日開かれた富山市連の常任総務会では、出席した議員から田畑議員に対し、選挙で「推せない」などと次期衆院選の候補者とすることに反対や疑問の声が続出。支部長の中川忠昭県議が現職を含めた異例の予備選を提案しました。

執行部会では、富山市連に所属する県議と市議24人を対象に、田畑議員を候補者として推薦すべきかどうかを問うアンケート調査の結果が報告されました。
自民党富山市連 中川忠昭県議「現職、田畑さんをしっかり推すとした方は半数強、反対またはどちらかわからないと、決めかねるといった方も半数弱おられたということなので。こういう状態でなかなか1本化になって選挙戦えないんじゃないかと。やはりここは党員の皆さん方にアンケート方式でいいから一度問うべきでないかということが大半の意見でありましたので」

アンケート結果を踏まえ、執行部会は富山1区の自民党員およそ6000人に田畑議員が候補者としてふさわしいかどうかを問うアンケートをおこない、今月18日までに集計する方針です。

予備選については議員から「これから毎回やるのか」「別の選考方法があるのではないか」といった反対意見もあったということです。
来月にも衆議院の解散総選挙がささやかれ、時間的に厳しい中で党員へのアンケートを決めた理由については…。
中川議員「ひとつひとつ丁寧に党員の皆さん方に問いかけないと。時間のない中でも丁寧に議論していく必要があると感じています」
記者「極めて異例の事態と言える状況。責任はどなたにある」
中川議員「もちろん本人にあるわけですよね。自民党全体の問題があったりして、まあこういう状況になってきたということだと思うんですね」

中川県議は予備選も選考方法のひとつだとし、7日開かれる常任総務会に執行部の方針を図るとしています。














