宮崎の特産品の1つにキャビアがありますが、9月15日が新たに「日本のキャビアの日」に制定されました。
制定を記念して、5日は、メディアや観光関係者などを対象にしたキャビアセミナーが開かれました。
「日本のキャビアの日」は、生産の最盛期が9月中旬であることやチョウザメが長生きすることから、かつての敬老の日である9月15日に制定。
5日は、県産キャビアを製造・販売する宮崎市のジャパンキャビアと宮崎チョウザメ養殖協議会がセミナーを開き、メディアや観光関係者などおよそ30人が参加しました。
キャビアは低温殺菌されたものや、チョウザメ以外の卵を加工したものなども一般に流通していますが、県内のキャビアは、チョウザメの卵を新鮮なうちに塩漬けし、熟成してうまみを引き出しているのが特徴です。
早速食べ比べてみました。まずは、チョウザメ以外の卵を加工したものからです。
(川野武文アナウンサー)
「うん、よく食べる味。よくは食べませんけど、あ、キャビアってこんな味だなって感じがします」
続いて低温殺菌されたものをいただきます。
(川野武文アナウンサー)
「ねっとりとしていて、全然香りが。本物のキャビアはイミテーションとは違いますね」
そして、宮崎キャビアです。
(川野武文アナウンサー)
「さっきの低温殺菌したものよりも、明らかに風味が立っていますね。こうやって食べ比べてみると、違いは歴然ですね。高級な味がします」
ジャパンキャビアによりますと、県産キャビアの出荷量は、2013年の販売開始から年々増加し、輸出量もアメリカを中心に順調に伸びています。
記念日の制定を機にさらなる販路拡大に期待がかかります。
【参考】
全国にはチョウザメの養殖施設が17か所あり、このうち11か所が宮崎県内。
「日本のキャビアの日」を制定したのは、国内のキャビア産業を応援したいという意味が込められています。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
