男性はその後、女の指示通りに暗号資産の取引をしようとしましたが、「入力項目が違う」「他人に損害が出た。その損失分も振り込まないといけない」などと繰り返し要求され、16日から20日までの間に、3回に分け計67万6816円を振り込みました。
男性は毎回女からミスを指摘されることを不審に感じ、知人や消費生活センターに相談したところ、約72万円の詐欺に遭っていることが発覚。
23日に境港警察署に被害を届け出ました。
鳥取県警察本部は、
「『簡単な作業で稼げる』などとうたう副業は詐欺を疑うこと、副業開始後、少額の『利益』が振り込まれる場合が多いですが、これはさらなる投資を引き出すための罠です。」
と、注意を呼びかけています。