大蔵村立大蔵中学校3年 伊藤幸歩 さん「自分は車いす使ったことはないんですけど(自分が)使ったり、これから身近な人が使ったりしたときにお互いに優しさを忘れないで思いやりがあるといいなと思いました」

大蔵村立大蔵中学校3年 小屋榛 さん「一人一人に違う対応をしなきゃいけないのはすごく大変な仕事だなと思う。自分の為じゃなくて社会とか人の為に働きたいと思っていたので(医療従事者等)の仕事が良いなと思う」

生徒たちは自分たちが住む町の「命」と「健康」を支えている医療と介護の仕事や
自分の将来について考える貴重な機会になったようでした。
大蔵村診療所 医科医長 髙橋寛 医師「医者が少なくなると、遠くの病院まで通院しないと医療が受けられないという現状がだんだんと進んできているように感じる。一人でも医者を志して頂く、またそのほかの医療関係の仕事に進んで最上地方に戻ってきていただいて一緒に医療をやってくれる人が増えてくれると嬉しい」

最上総合支庁では、今後もこのような取り組みを通して将来の最上地域の医療体制の改善につとめたいとしています。