2023年から努力義務となった自転車のヘルメット着用について、青森県内の着用率が低いことから、県は9月を促進強化月間として県民に呼びかけることにしています。
宮下宗一郎知事は3日の定例会見で、自転車用のヘルメットにかけた「チャリメット」をキャッチフレーズに、9月を県独自の着用促進強化月間にすると発表しました。
テレビなどでの情報発信のほか、県内70店舗のホームセンターでの購入キャンペーン、高校生から標語を募集するなどして県民への着用を呼びかけます。
警察庁のまとめによりますと、県内のヘルメットの着用率は2023年7月時点で2.5%と、全国ワースト2位となっています。
青森県 宮下宗一郎知事
「そもそも自転車に乗ってヘルメットをしなければいけない、努力義務になったのは最近の道路交通法の改正でありますので、そうしたことの周知と合わせて、今回キャンペーンを実施していますので、ヘルメットをつけてくれることのほうが一般的になるように取り組んでいきたい」
県は期間中の呼びかけをきっかけに、ヘルメットの着用を浸透させていきたいとしています。