子を持つ若い母親の運転免許取得を支援し就労につなげようと、母子の自立を支援する施設が開設されました。
一般社団法人「おきなわ子ども未来ネットワーク」が本島中部に設置したのは若年母子一体型自立支援施設「みらいシンシア」です。
若年母子が入居して、安心して生活しながら運転免許を取得し就労につなげるための支援を行う施設で、10代後半の母親とその子ども3世帯7人が入居します。

▽「おきなわ子ども未来ネットワーク」山内優子 代表理事
「自分1人ではないと」「(母親たちが)お互い支え合いながら、励まし合いながらやっていくことができるのではないかと、とても期待しています」
内覧会が行われた3日は、保育園や自動車教習所への送迎に使用される軽乗用車1台が糸満市の中古車業者から寄贈されました。

施設は2025年2月まで運営予定で、支援員が子育てや食生活を支え若年母子の自立をサポートすることになっています。(3日 中部通信員 高瀬弘行)