青森県三沢市にあるニワトリの卵の出荷場で見学会が開かれ、畜産を志す学生が卵が衛生的に出荷されるまでの工程を学びました。

三沢市の「東北ファーム」で開かれた見学会は、青森県養鶏協会が企画しました。

3日は県営農大学校で畜産課程を学ぶ1年生2人が訪れ、はじめにニワトリの飼育法や卵の製品化までの順番を教わったあと、卵が触れるすべてのラインに洗浄システムが搭載された出荷場を見学。生産された卵が安全に家庭に届くまでの工程を学びました。

このあと2人はオリジナルのパック作りに挑戦して、自分で卵を詰めてラベルにイラストを描いて楽しみました。

参加した学生は
「自分でパックに詰めるのが初体験だったので新鮮さがあったし、おいしく食べたいなと思いました」

「初めての見学だったので、とてもいい経験になりました。家に持ち帰り家族で卵かけご飯にして食べたいと思っています」

県養鶏協会では今後、小学生を対象にした見学会の開催も予定していて、子どもたちに卵について理解を深めてもらい消費拡大につなげたいとしています。