動物性の原料を使わない食の多様性に配慮した「和風だし」のつゆを、青森市の企業が開発しました。
青森市の食品販売会社「北斎」が開発したのは、動物性の原料を使わない和風だし「北斎旨みだし」です。
和食だしは一般的にかつお節などを原料に作られていますが、このだしでは通常の干しシイタケの約20倍のうまみ成分を含む「金箔しいたけ」が使われています。
このため、ビーガンや宗教上の制約など、全ての食の規範に対応できるとしています。
北斎 斉藤努 社長
「(しいたけは)一年中収穫できますから、それを使わない手はない。どんどん増やしていって弊社が買い取る。インバウンドの方々に対してもこの取り組みをPRしてまいりたい」
「北斎旨みだし」は、業務用として主にホテルや飲食店などで使われるということです。