東北・北海道地域で優れた農業経営を行う人たちを対象にした研究会が2日盛岡で開かれ、参加者がそれぞれの地域の農業の振興と担い手育成について考えました。

この研究会は、東北6県と北海道の農業士会が持ち回りで実施しているもので、岩手県内での開催は8年ぶりです。
農業士とは、都道府県知事が認定する優れた農業経営を行う人たちのことで、研究会には農業士を中心に農業に携わるおよそ200人が集まりました。
会では盛岡市のベアレン醸造所の嶌田洋一社長が講演し、大学生と協力してビールを製造・販売した事例などを紹介しながら、参加者に地域に根差した農業や農業の担い手育成の重要性を訴えました。

研究会は3日も行われ、野菜や果樹の農地の視察が予定されています。