障がいの有無に関わらず一緒にできる「車いすバスケ」の魅力とは―
素早いドリブル。正確なパスからのシュート。
体育館に響くのは、ボールを床につく力強い音とゴールネットを揺らす音だけではありません。

プレーしているのは、青森県内唯一の車いすバスケットボールチーム『AOMORI JOPS』(あおもりジョップス)です。
チームの発足は、47年前の昭和52年(1977年)と半世紀近い歴史があり、現在12人が所属。青森市にある『ねむのき会館』をホームに、練習に励んでいます。

AOMORI JOPS 高杉勝彦さん
「障がいのある人ない人に関わらず、一緒に車いすに乗った競技として一緒にバスケットできる。『持ち点制度』があるので、障がいの重い人も軽い人も一緒になってバランスよく試合に出られるのがいいところですね」

車いすバスケは、障がいの度合いによって、選手それぞれに持ち点が決められ、合計14点以内でチームを構成します。

コートのサイズやゴールの高さなどは、通常のバスケと同じ。
選手それぞれの持ち点や能力を組み合わせ、チームで勝利を目指します。