台風10号により、広範囲で停電が相次いでいます。今後は列島縦断のおそれがあり、各地で停電のリスクが高まります。災害時の停電にどう備えるのか、使えるグッズやテクニックをご紹介します。
停電が起きる前は「ためること」
熊崎風斗キャスター:
台風の際は、風も雨の量も心配です。そして、停電の心配も当然出てきます。

防災システム研究所の山村武彦所長によると、停電が起きる前に「ためること」が大事なんだそうです。
まずは、水を溜めて冷凍すること。満タンまで入れると、破裂してしまう心配があるので、ちょっとゆとりを持たせるということです。飲み水のほかに、タオルに包み、首の後ろや脇の下にあてれば熱中症対策にもなります。
モバイルバッテリーは、スマホに3回充電できる場合、1人1台が目安になってきます。しっかりと充電できているか、確認してください。
車のガソリンを満タンにしてください。車内で充電もでき、クーラーで熱中症対策にもなるということです。

スマートフォンのバッテリー消費を抑える必要も出てきます。「節電モード」がおすすめだそうです。また、画面の明るさを落とすことも、忘れずに行ってください。
見落としがちですが、起動中の不要なアプリは閉じてください。ただ、最新情報は大事なので、そのアプリは消さないで、他を消しておくことが大事になってきます。