2000年の東海豪雨を教訓に

これは2000年9月の「東海豪雨」の時の様子です。

名古屋市内をはじめ東海各地に深刻な「浸水被害」をもたらしました。

当時のナゴヤドームにも水が流れ込み、職員らが取り除く作業に追われました。

現在のバンテリンドームナゴヤでは台風10号に対する警戒感が強まっています。

(ナゴヤドーム 施設部部長兼防災センター長 成田吉範さん)
「2000年の東海豪雨と浸水被害で、アリーナ内が浸水したものですから。それを教訓にして 防水板を設置しました」

この防水板は2010年からは自動化され、グラウンドを守る体制が強化されました。

(ナゴヤドーム 施設部部長兼防災センター長 成田吉範さん)
「大雨警報が出たら基本的には 防水板を上げます。スイッチを押せば1分くらいで 防水板が上がるので、大雨警報が出ていなくても雨を見ながら (防水板を)上げることもあります。きょうナイターで夜中にザーッと降るということなら、試合終了後に(防水板を)上げておいて 翌朝また下げる」

29日、近づく台風に備えて動作チェック。ドームでも緊張感が徐々に高まっています。