台風10号は、30日の夜のはじめごろから31日にかけて、愛媛県内に接近する見込みです。
県内は30日の夜にかけ線状降水帯が発生する可能性があり、気象台は土砂災害や暴風に厳重な警戒を呼びかけています。
海沿いに位置する愛媛県松山市の高浜地区では、強風の影響で窓ガラスが割れないようテープで補強している家もありました。
地元住民
「海が近いので高潮とか。けっこうその辺は心配しているんですけど」
大雨による被害も懸念されています。
高浜地区では、2018年の西日本豪雨で大規模な土砂崩れが起きたほか、2020年にも大雨の影響で山の土砂が住宅に流れ込む被害が発生しています。
地元の住民などでつくる自主防災会では、台風の接近に備え新たに土砂崩れの被害があった場所や災害の発生リスクが高い場所などをまとめた防災マップを作成し、各町内会に配ることにしました。
高浜地区自主防災連合会 蔭原政徳 会長
「山自体は真砂土のどこが崩れてもおかしくないような山なので、その心配はしておかないといけないということですね。自分の住んでいるところがどういう危険性があるのか。もう一度、みなさんに感じていただいて」
30日にかけて県内に接近する見通しの台風10号。
各地でその影響が心配されています。
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