東西冷戦を終結に導きノーベル平和賞を受賞し、長崎に訪れたこともあるゴルバチョフ 元ソ連大統領が、30日亡くなりました。

「今ゴルバチョフ大統領が姿をみせました」

亡くなったミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領は、政治改革『ペレストロイカ』を推進し、東西冷戦を終結させノーベル平和賞を受賞しました

カメラマン「なんかあった?なんかあった?」
大統領時代の1991年4月には長崎を訪問。ロシア人墓地がある稲佐の悟真寺に向かう途中、突然車を止め、ライサ婦人と共に車を降りて、手を振りながら歩く一幕も!沿道につめかけた市民にこたえました。


長崎市の平和公園では「核の苦しみを最初に背負ったのは日本人であるだから私はここに来た」と語り原爆犠牲者に祈りを捧げました。
また、核戦争の阻止と核兵器廃絶への努力を求めた被爆者の声にも耳を傾けました。

ゴルバチョフ元大統領は、30日、モスクワ市内の病院で亡くなったということです。
91歳でした。



ロシアがウクライナ侵攻を始める前の去年12月に応じたJNNの書面インタビューでは「このままでは大惨事になりかねない」と警鐘を鳴らすと共に、「責任ある対話への移行が一刻も早く行われるようできることは何でもしなければならない」「冷戦を終結させたのは再び冷戦の足音を聞くためではない」と述べていました。














