米子市は、公共交通の利用促進のため、バス運賃の一部無償化などを盛り込んだ総額8億3000万円の一般会計補正予算案を編成しました。9月3日から始まる市議会定例会に提案します。

米子市の伊木隆司市長は、総額およそ8億3000万円の一般会計補正予算案を明らかにしました。

このうち、米子駅を発着するバスの運賃の一部無償化として、およそ430万円を計上。

利用減少が続く公共交通の利用促進が目的で、今年度、米子市が関係するイベントなど、7日分を想定し、参加者の運賃を負担する考えです。

米子市 伊木隆司市長「例えば、中心市街地、駅の近くとかで、行きたくなるようなイベントがあるときにあわせて、バスを無料にするということにした方が、そこに行くためにバスを使うという動機づけになるのではということで。そのきっかけ作りを何とかしたいなというのが、この事業の狙い。」

補正予算案は、9月3日から始まる市議会定例会に提案されます。