西九州新幹の開業までひと月を切る中、JRグループと長崎・佐賀両県は30日、全国展開の大型観光企画「デスティネーションキャンペーン」の実施を発表しました。
『佐賀・長崎デスティネーションキャンペーン』は、来月に迫った西九州新幹線の開業に合わせ、JRグループと佐賀県・長崎県が展開する大型観光企画です。


佐賀・長崎を『西九州』という観光エリアと捉え、10月1日から3か月間、全国の主要駅にポスターやガイドブックを設置。食や文化の魅力をPRします。



さらに佐賀長崎を走る新たな観光列車「ふたつ星4047」の運行を新幹線開業と同じ日に開始するほか松浦鉄道や島原鉄道とも連携した西九州エリアの『周遊きっぷ』を発売し、開業効果の広がりを目指します。

JR九州・古宮洋二社長:
「一番大切なのはお客様がもう一度もう二度リピーターになって頂く事だと思っています」

佐賀県・山口知事:
(古宮社長に対して)「(キャンペーンの経済効果目標は)100億円くらいどうですか?経済効果…ちょっと大きいですか?」
JR九州・古宮洋二社長:
「今がどれ位かわからないので…」
佐賀県・山口知事:
「感覚的に言ってますけど… ”その位の効果が出たらいいな” と私は思いますけど。長崎県と連携しての話なので…どうでしょうか?」
長崎県・大石知事:
「佐賀県が唯一の陸続きの隣県ということもありますし、色んな場所で楽しんでもらえるよう佐賀県とも連携して準備していきたい。期待はすごく大きいです」

JR九州では『西九州開店』と銘打った独自のキャンペーンも並行して展開し、新しい西九州が始まる ”期待感” を盛り上げていく方針です。