気象庁は “特別警報” を発表する可能性
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、
九州南部・奄美地方
宮崎県、鹿児島県(奄美地方を除く)
引き続き29日夜にかけて
奄美地方 引き続き29日午前中にかけて
九州北部地方
山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県 28日夜から29日夜にかけて四国地方
徳島県、愛媛県、高知県 29日午前中から29日夜にかけてです。
■防災事項
鹿児島県では、暴風や高波、高潮に最大級の警戒をしてください。九州南部では、大雨特別警報発表の可能性もあります。特別警報の発表を待つことなく、地元市町村が発令する避難情報に従って早め早めに身の安全を確保してください。
奄美地方と西日本では、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みです。風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。また、高波に厳重に警戒し、高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水などにも厳重に警戒してください。
奄美地方、西日本から東日本の太平洋側の地域を中心に、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
続いて雨の動きを3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。