近代捕鯨発祥の地・山口県下関市のクジラ文化を多くの人に知ってもらおうと、飲食店の組合がクジラの骨からとったスープのラーメンを完成させ、27日、知事に報告しました。

クジラの骨からとったスープの「長州鯨骨らぁめん」。

クジラの軟骨と長州どりからとったスープをブレンドし、すっきりとした味わいに仕上げました。

県飲食業生活衛生同業組合の青木光海理事長らが知事に完成を報告し、さっそく試食です。


村岡嗣政 知事                                「うん!あぁ、おいしいですね!」

商業捕鯨の再開や、新たな捕鯨母船の建造などクジラ文化の復活に向けた話題が続く中、クジラ文化を知らない世代や、県外、外国の人たちに知ってほしいと親しみのあるラーメンを開発したということです。

県飲食業生活衛生同業組合 青木光海 理事長
「日本中からクジラを求めて食べてもらえるように、そんなまちになればいいなと思っています」

「長州鯨骨らぁめん」は9月4日から、県内14の飲食店で味わえます。