今年6月、福島市で開発が進む大規模な太陽光発電所=メガソーラーの工事現場から泥水が流出した問題で、25日にも、同じ現場から泥水が出ていたことが分かりました。

福島市の先達山では、大規模な太陽光発電所=メガソーラーの開発が進んでいます。福島市によりますと、25日午後に降った雨の影響で、メガソーラーの工事現場から泥水が発生したと事業者側から報告を受けました。

流れ出る泥水・視聴者提供

この現場では今年6月にも泥水が県道に流出し、近くの農業用水に流れ込む被害が発生していて、近くの住民は「台風10号も近づいている。雨が降るたびに心配になる」と話しています。福島市は事業者側に対し、台風などを想定した万全な対策を徹底するよう求めることにしています。

一方、福島県は、泥水は県道まで出ておらず、被害がないことを確認したということです。