美しい渓谷と迫力ある大地の境目「フォッサマグナ」の景観を、専門家の解説とともに楽しむトレッキングツアーが山梨県北杜市で行われました。

トレッキングツアーは南アルプスユネスコエコパーク登録の10周年を記念して山岳保全団体や北杜市などが企画しました。

ツアーには登山愛好者などおよそ20人が参加し、地蔵ヶ岳を源流とする石空川渓谷を散策しました。

石空川沿いには日本列島を縦に二分する地帯=フォッサマグナの一部となる糸魚川静岡構造線の断層が露出している場所があり、地学の専門家が地質の特徴などを解説しました。


参加者は:
「自分一人ではわからない話をいろいろ聞けるので非常にためになった」
「壮大なロマンを感じる」

北杜市などは今回のツアーをもとに山岳観光のブランド化を、より推し進めたいとしています。