フィリピン政府は24日、南シナ海を巡回飛行していた当局の航空機が中国側からフレアと呼ばれる熱源を相次いで放射されたとして、非難する声明を出しました。
フィリピン国家安全保障会議の発表によりますと、22日、中国と領有権を争う南シナ海のスビ礁付近で漁業水産資源局の航空機が巡回していた際、中国側がフレアを放射しました。
フレアは中国が軍事拠点化のために埋め立てたとされる人工島から放射されたということです。
同じフィリピン機は19日にも、中国が実効支配を続けるスカボロー礁付近の上空で中国軍機からおよそ15メートルの至近距離で何度もフレアを放射されということで、フィリピン側は「無責任で危険な操縦を行い、搭乗員の安全を脅かした」と非難しました。
南シナ海では今月に入り、中国によるフレアの放射が相次いでいて、緊張が高まっています。
注目の記事
「価格破壊の店」「市民の味方」物価高続く中”10円焼き鳥”守り続ける店主の思い 創業75年の老舗居酒屋 福岡・大牟田市

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

障がい者就労支援で疑惑「数十億円規模」の給付金を過大請求か 元職員が語った加算制度の悪用手口「6か月ごとに契約だけ切り替えて...」 事業所の元利用者も"高すぎる給付金額"に不信感

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件









