道路に横たわっていた“酔っ払い”の命を救ったタクシー運転手の男性に、重大事故を防いだとして警視庁から感謝状が贈られました。
警視庁赤坂署から重大な交通事故を防いだとして感謝状が贈られたのは、国際自動車のタクシー運転手・大森健雄さん(56)です。
大森さんは今月2日未明、東京・港区の外苑東通りを走行中に、道路に横たわっていた会社員の男性を発見。大森さんはすぐにタクシーを降りて男性を助け、その後、通報で駆けつけた警察官に引き渡し、男性は無事保護されました。
男性は酒に酔って、道路上で寝てしまったということです。
警視庁によりますと、「路上寝込み者」の全国の死亡事故件数は去年1年間で107件。今年は7月末の時点で57件で、去年の同じ時期と比べて6件増えているということです。
また、去年、酒に酔って警察署などに保護された人は、都内でおよそ1万3000人。
警視庁は、「これから年末に向けて路上寝込み者が増えます。路上寝込みの危険性を十分に認識して頂くとともに、路上に寝込んでいる人を見かけたら110番通報をしてほしい」としています。
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