家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる7月の全国の消費者物価指数は2.7%上昇しました。政府の電気・ガス補助金が終了し、電気代はおよそ43年ぶりの歴史的な上昇幅となりました。
総務省が発表した7月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた総合が108.3で、去年7月と比べて2.7%上昇しました。上昇幅は前の月よりも0.1ポイント増え、3か月連続で拡大しました。
政府の電気・ガス補助金が6月請求分までで終了したため、電気代は22.3%上昇。第2次オイルショックの影響が残る1981年3月以来、43年4か月ぶりの歴史的な上昇幅となりました。
また、去年夏の猛暑による深刻な米不足が続いている影響などで、▼コシヒカリを除くうるち米は18.0%、▼コシヒカリは15.6%上昇しました。ともに、2004年4月以来、20年3か月ぶりの上昇幅です。
米などの原材料高の影響で、▼せんべいは16.1%、▼おにぎりは5.7%上昇しました。
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