福島市で住民の意に沿わないメガソーラーの開発が相次いでいることなどを受け、木幡浩市長は22日、設置を規制する条例案を提出する方針を明らかにしました。
福島市では現在26か所、およそ800万平方メートルで、大規模な太陽光発電施設=メガソーラーの開発が進んでいます。このうち一部の施設では、住民から景観の悪化を指摘する声や、開発の中止を求める意見が相次いでいます。中には、市が中止を求めても事業者が応じない例もあり、対応に苦慮してきました。
木幡市長「メガソーラー設置の抑制に関する効果が現在の仕組みでは限界がある」
22日の会見で、木幡市長はこう話したうえで、設置を規制する条例の制定を目指す考えを示しました。
木幡市長「市では一定の安全対策を求める権限、それを相手に義務付ける、そういった仕組みづくりが必要だと痛感している」
条例案では、開発を規制する区域を設定することや、事業許可の取り消しを可能にすることを盛り込む方針です。条例案について市は、来年3月の議会への提出を目指しています。














