安野さん「自分のイメージをいかに言語化するかが重要」 生成AIどう活用?
藤森キャスター:
急速に社会に浸透しているAIについて、使い方を模索している人もいると思います。AIをどう活用していけば良いかを考える高校生のイベントにトラウデンさんと参加してきました。
全国から選ばれたSDGsに取り組む高校生たちが、社会問題を解決するためにAIを活用しました。

みなさんがPRしたいSDGsのアイディアを「視覚化」するためにAIを活用して画像生成にチャレンジしていました。
トラウデン直美さん:
ChatGPTを使ったのですが、AIが出した案の中からピックアップして画像生成をすごく上手にしている様子もありましたが、一方でうまくイメージが伝わらず何度も似たようなものが出てしまい、苦戦している場面もありました。
上手に使えばものすごく良いものができるし、行き詰まる時があることをリアルに感じて、AIの可能性を感じました。
安野貴博さん:
AIを使うときは自分の思い描いていることをいかに言語化して言葉にして伝えるかが非常に重要です。
曖昧な指示を出しても、曖昧なものしか返ってきませんので、「こうしてほしい」をいかに言語に直すかが、すごく重要になってきます。
トラウデン直美さん:
欧米的なイメージのものが多かった印象です。
安野貴博さん:
使ったAIが欧米で作られているものなので、日本のことをうまく理解してくれないパターンは結構あります。
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<プロフィール>
安野貴博さん
東大卒のAIエンジニア SF作家
都知事選でAI選挙を展開し5位